ここにしかない
自立支援サポート
私たちは、ご家族の1番の理解者となり、お子さまが一人で生きられる力を身に着け、親御さまが安心できるその日まで、ずっと寄り添い支え続けます。
自立支援を行うにあたって、最も大切なことは「ご家族と専門スタッフの信頼関係です」これがない限り、決して支援はうまくいきません。親御さまと専門スタッフが気持ちを揃え、共に一貫した対応をしなければ子供は変われません。
その為には、親御さまと幾度も話し合いを重ね、お互いの思いを伝えながら信頼関係を構築していく時間が必要です。それと同時に、我々はお子さまとの関係も深めてまいります。
「この人となら一緒に頑張れる!安心して任せられる!」とご家族皆さんの心の準備が整いましたら、次のステップへと進みます。
※暴力などがありご家族に危険が及ぶ場合は、一刻も早く距離をおいていただく場合もございます。
※専門スタッフが、入院もしくは治療が必要だと判断した場合は医療機関へとお繋ぎする場合もございます。
子供が自立するためには、まず、親と子が距離を置くことが必須です。国内にはいくつかの預かりをしている施設がございますが、高い費用を払って預けたにもかかわらず、状況が悪化した。というお話をよく耳にします。それは、当然です。ただ親から引き離し、無理やりに共同生活をさせ、規則正しい生活をさせたところで子供が変わるはずがないからです。
まず、自らが施設に入ることを決心し、信頼できるスタッフの下で新生活をスタートさせることが大切です。そしてその場所は安心・安全に過ごせるように管理が行き届き、環境の整った施設でなければいけません。私たちは決してお子さまに無理はさせず、本人の思いを尊重しながらサポートを行います。入所から数週間、お部屋から出られない子もいます。 それでもその間、本人は色々なことを考え、自問自答を繰り返しています。 このままではダメな事も本人が1番よくわかっています。だからこそ、本人の心の準備が整うまで、我々は辛抱強く見守ります。
それぞれのお子さまに対して、その都度適切なサポートを行える、知識と経験の豊富な専門スタッフが対応しております。
宿泊施設で過ごすうちにスタッフや他の利用者にも打ち解け、徐々にお子さまの心と身体が整っていきます。心と身体が整っていくと、本人にも目標ができ、意欲がわいてきます。そうなるといよいよ、もう1歩前進するべき合図です。通常の預かり支援の場合、施設を退所した者に対して、その後もマンツーマンで対応してくれることはほぼありません。
親子の関係が修復されてないにもかかわらず、急に親元に返されてもその後どうしたらよいかわからず、また状況が戻ってしまうだけでなく、「家を追い出して施設に入れた」などと親を恨み、関係性がさらに悪くなることも少なくありません。
この一人暮らしのトレーニングの期間はとても重要で、ここで失敗をすると本人はさらに自信をなくし、やはり自分は社会に出ることはできない。と心を閉ざしてしまいます。そうなるとその後の支援はさらに難しいものとなります。
そうならないために、一人暮らしの際には強い信頼関係で結ばれている専門スタッフが親と子の間に入り、うまく舵取りをする必要があります。何でも話せて、いつでも助けを求められる場所があることで、本人も親御さまも安心して前に進むことができます。
「自立」と聞くと、お子さまのどのような姿を想像されますか?
「自立」=「しっかりとした会社に就職して、人並みの給料を稼ぎながら生きる」ではありません。が、このような未来を望む親御さまは多くいらっしゃいます。本当に大切なことはそこでしょうか?可愛い我が子が*自分らしく*健康に*笑顔で*親の援助を受けずに自分の力で生きていける。それができれば十分ではないでしょうか。
人との関わり方、社会との距離も人それぞれで、生きづらさを感じながらも無理をすると、すぐに心が折れてしまいます。特に、心の病の経験者はなおさらです。親が高望みをしすぎることで、子供は苦しみます。我が子にとって何が幸せなのか。親亡き後一人で生きていくためには何を学ばなければいけないのか。大切なお子さまが今後どのように生きていくことが正解なのか。を、私たちが一緒に考え、正しい方向へと導きます。
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